夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Windowsでストレージ増設後の旧Windowsのシステムファイルの削除

本日はWindows枠です。

筆者のPCは今年春に引っ越しとともにGPUの故障が見つかり、GPUの換装、合わせてストレージの増設を行いました。

それまでCドライブとして使用していたSSDをFドライブとして使用するように移動しました。

これが原因なのか唐突にブルースクリーンすら出さずにPCがフリーズすることが増えました。

原因であるかはおいておいて、FドライブにはCドライブの名残のWindowsのファイルが残されており、これは消すことができません。

これは通常Windowsフォルダが削除された場合システムの挙動がそもそも破壊されるため、強固にブロックされているためです。

しかしこのフォルダは既に不要となったファイルになります。

そのため今回はこのフォルダを削除していきます。

コマンドプロンプトで管理者の変更

①管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

②cdコマンドでドライブの移動を行います。

またProgram Filesの中に入ります。

③ファイルの権限を変更するコマンドを実行します。

takeown /F * /R /A

このコマンドでは特定のファイルやディレクトリの所有権を変更するためのものになります。

/F *{は現在のディレクトリ以下のすべてのファイル、つまりProgram Filesフォルダ内すべてに対してという意味です。

/Rは指定したディレクトリおよびサブディレクトリに対して再帰的な操作を実行を意味。

/Aアドミニストレータへすべてのファイルの所有権を変更するという意味になります。

実行時に操作の変更を許可するか聞かれることがあります。yを押して続けます。

④ファイルの削除権限を与えます。

 icacls * /T /grant Administrators:F

このコマンドではアクセス権を変更しています。

⑤通常の作業としてFドライブからProgram Filesフォルダを削除します。

これによって正常に削除できました。

同様の作業をほかのディレクトリに対しても実行します。

これによってFドライブの中身を真っ白にすることができました。

今回のフリーズの原因がこちらかはわかりませんが、換装後一定時間を過ぎたバックアップを削除することでコンフリクトが解消されトラブルが解消されていることを祈るばかりです。

本日は以上です。

〇参考

qiita.com