夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blenderで動画を連番の画像として出力する

本日はBlender調査枠です。

Blenderでは3Dオブジェクトのモデリングだけではなく、ビデオなどの動画編集も可能です。

今回はBlenderを使用して以前紹介したNVIDIA instant-NeRFで使用するための画像を動画から作成できないかと思って試してみました。

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〇Blenderで動画のインポートと出力

Blenderでの動画編集はVideo Editingから行います。

動画を下部のタイムラインにドラッグ&ドロップを行うことでビデオのインポートが行われます。

動画の場合動画と音声の二つのファイルで構成されています。今回は音声は必要ないためクリックしてdeleteキーから削除します。

〇出力設定

動画の出力設定はデフォルトのレイアウトで右側のウィンドウから[出力プロパティ]の出力にあります。

デフォルトでC¥Tempが指定されていますが、ここを任意のパスに変えます。

ファイルフォーマットはデフォルトではFFmpeg 動画が設定されていますが、この設定をPng画像(もしくはJpeg画像)]に設定することで動画を画像としてエクスポートが可能になります。

出力プロパティから[開始フレーム]および[終了]に任意のフレームを指定します。

この間のフレームが出力されます。

また、[ステップ]の値はデフォルトでは1ですが、このフレーム数がエクスポート対象になります。

つまり、上記画像では動画から1~250フレームの間が100フレーム飛ばしでエクスポートされる設定になります。

最後に[アニメーションをレンダリング]を選択します。

これにより処理が開始され指定したパスに画像が連番としてエクスポートされます。

これによりinstant-NeRFで使用できる画像の加工がより素早くできそうです。