夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Unreal Engine 4を導入する。

 2020年現在HoloLensやPCゲームの開発エンジンとしてUnityとUnreal Engine 4の二つがあります。

 HoloLens 1の開発ではUnity、DirectXの二つが使用できました。

 2020年現在ではHoloLensの開発としてUnreal Engine4(UE4)での開発が発表され、現在はUnityがメインであった開発環境が今後変化することが予想されます。

 今回はUE4をインストールしてみました。

〇UnrealEngine

UnrealEngineはEpic Gamesが開発したゲームエンジンです。

 日本ではUnityに比べユーザーが低いようですが、海外ではNASAの宇宙飛行士の訓練シュミュレーションで使用されたり、ウォルト・ディズニー社のアニメーション制作にも使用されているようです。

 UnityはProとPersonalのライセンスがあり、価格や機能が固定されていますが、UE4はリリースまでは無料でその後発生した収入の5%を支払うという形になります。

UE4のインストール

Epic Gamesのサイトで公開されています。

Unreal Engine | 最高にパワフルな 3D 制作プラットフォーム

 サイト左上部の[ダウンロード]を選択します。

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 ライセンスが聞かれます。

 どうやら無料プロダクト、学習用として[クリエイターライセンス]というライセンスがあるようです。

 今回は今後の展開も考え[パブリッシングライセンス]を選択しましした。

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 ライセンスを選ぶとアカウントを聞かれます。 [サインアップ]を選択し、アカウントを作成します。

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 UnityにおけるUnityHubのような機能を持つ[Epic Games Launcher]の実行ファイルのダウンロードが始まります。

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 特に指定していない場合ダウンロードフォルダにダウンロードされます。 ファイルを解凍してインストーラーパッケージを実行します。

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 ライセンスなど確認しながら[Next]を選択しアプリケーションの保存先を聞かれます。 今回Cディスクの空き容量を考え多少動きは遅くなりますがDドライブを保存先にしています。 プロジェクト等の保存も行われるようなのでCドライブを圧迫したくない場合最初に行うほうが吉なようです。

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 Epic Games Launcherのインストールが終わり立ち上がるとアカウントを聞かれます。 事前に作成したアカウントを使用します。

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 Epic Games Launcherのインストールが完了します。

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 次にUE4をインストールします。

 UnrealEngineタブのライブラリーを選択します。

Engineバージョンの[+]をクリックすることでバージョンが追加されます。 [インストール]を選択することでインストールが開始されます。

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 この時インストール場所を聞かれます。

 事前に作成したlauncherのEpicGamesフォルダーを指定します。

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 インストールには10GBほどのストレージを使用します。

 Unityが必要なコンポーネントを個別導入するのに対しUE4は必要ない部分をそぎ落としていく形になるようです。

 以上で導入が完了しました。

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 UnityだけではなくUE4も今後使用していきたいです。