本日はHoloLensアプリのパッケージを作成します。
〇HoloLensのアプリリリース方法
HoloLensではUnityなどで作成したアプリケーションを実機へインストールする方法として次の様な方法があります。
①ソリューションファイルから直接デプロイ
②アプリケーションパッケージを作成しMicrosoft Storeやデバイスポータル経由でインストール
このうち開発者自身でデバッグやテストを行うためには①の方法で十分ですが、開発者自身以外の人へのアプリの提供や複数台のHoloLens実機へインストールが必要な場合などは②の方法を行う必要があります。
今回はUnityで作成したアプリケーションのパッケージを作成し、配布やHoloLensへインストールする手段を行います。
〇アプリケーションパッケージの作成法
HoloLensの開発環境下でUnityでアプリケーションをビルドすると.slnのソリューションファイルが作成されます。
①ソリューションファイルを開きます。
②ソリューションエクスプローラーから[(アプリ名)(Universal Windows)]を右クリックします。
③[公開]→[アプリパッケージの作成]を選択します。
アプリパッケージの作成ウィンドウが表示されます。
新しいアプリ名でMicrosoftストアにを選択します。
④署名を選択します。
⑤作成するアプリパッケージのアーキテクチャを選択します。
HoloLens 2の場合はARMもしくはARM64のみが対応しているためどちらかもしくは両方を選択します。
HoloLens 1stの場合はx64もしくはx86を選択します。
⑥作成を選択します。
成功するとアプリケーションパッケージが生成されます。
デフォルトの場合[(Unityでソリューションファイルをエクスポートしたファイル)]→[AppPackage]フォルダ内に出力されています。
以上でアプリケーションパッケージが作成されました。
明日デバイスポータルを経由してHoloLensへインストールしていきます。