本日はUnity調査枠です。いつもと違いNintendo Switchでの開発環境を整えようとしてリジェクトされた話です。
Nintendo SwitchはUnityを用いることでアプリケーション開発を行うことができます。
しかしながらネットの情報では開発者申請を行う方法などに関してほとんど情報がなかったため今回Nintendo Switchの開発者登録を行い、結果的にリジェクト(拒否)された話をまとめます。
〇Nintendo Developer
Unity開発を行うためにまず任天堂の開発者登録が必要です。
以下のサイトから開発者登録を行います。
任天堂開発者登録は事業者以外に個人としても登録が可能なようなので今回は『個人事業者』として選択しました。
登録したメールアドレス宛に確認のURLが付いたメールが届きます。URLを開くことで開発者としてのアクティベイトが完了します。
Wii U や3DSの開発はこれで行うことができますが、Nintendo Switchの開発を行うためにはさらに特別な申請を出す必要があります。この申請が認証されて初めてSwitchのSDKが提供されます。
上部バナー[Get Started]から[Nintendo Switch Access Request]を選択します。
ここでは開発者自身の保持スキルや過去のリリース経験等を記述する必要があります。
筆者はHoloLensアプリのリリース経験があるため、そのことや開発スキルを記述しました。
申請が完了すると確認が行われます。
〇拒否と理由
冒頭で紹介したように筆者の申請は結果的に拒否されました。
Nintendo Switchの開発者申請は、個人であっても行えますが22年現在有償でのアプリリリース経験がある開発者のみ申請を通しているようです。
コンシュマーハードとのことで、非常にハードルが高い開発環境でした。
ネット上の情報でも申請を行ったという報告はいくつか見ましたが、結果はほとんど見つけることができずの状態で、半分納得がいきました。
今回はリジェクトされましたが、来年や再来年など時期によっては個人でも通るようですのでまた時間を空けてトライしてみます。