夜風のMixedReality

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Realusion iCloneを試す その② CharactorCreatorからモデルをロードする + AccuLips

本日はRealusionのiCloneを触っていきます。

 iCloneではキャラクターのアニメーションに特化したソフトウェアですが、今回はそのキャラクターをChacatorCreatorからインポートしていきます。

CharactorCreatorとiCloneは同じRealusionが開発しており、最初から連携性をもっています。

今回はCharactor Creatorで作成した次のキャラクターをiCloneで読み込んでアニメーションをつけていきます。

〇Charactor Creatorからエクスポートする

Charactor CreatorではデフォルトでiCloneへと送信をすることができます。

上部ワールドメニューFileからExport→Send to iClone→Send to iCloneを選択します。

これによって少しの間の後iCloneが起動します。 この時Charactor CreatorとiCloneがそれぞれ起動することになるため、スペックによっては注意が必要です。 筆者の場合SubstanceなどPCリソースを必要とする処理が重たいソフトを起動していたためパフォーマンスが落ちる現象が生じました。

これだけでiCloneへとキャラクターを送信することができました。

〇LipSync

次にLipSyncを試してみたいと思います。

 LipSyncは音声に対してモデルの口を同期させて、違和感なくその音声をしゃべっているようにする機能です。

iCloneではAccuLipsと呼ばれる機能で提供されています。

上部ワールドメニューからAnimation→Create Script→AccuLipsを選択します。

AccuLipsのウィンドウが開きます。

次にLipSyncに使用する音源を読み込みます。

フォルダアイコンを選択します。

読み込みが完了しました。次にGenerate Textを選択します。

これによって文字起こしが行われます。

文字起こしは機械的に行われるため間違いが生じることがあります。

手動で調整を行います。 ここではLipsyncがLipsinkになっていたため修正しました。

完了後音声波形とテキストの単語の一致を確認します。

問題がない場合はApplyを選択します。

これによってLipSyncアニメーションが適応されました。

本日は以上です。