本日はアニメーション枠です。
タイトルの通り動画からアニメーションを作成するAnimate 3Dを使用していきます。
〇Animate 3Dとは?
[Animate 3D]は[DeepMotion]社によって提供されているツールです。
月30秒、商用利用不可という条件のもとですが無料で使用することもできます。
https://www.deepmotion.com/3d-body-tracking
一つの2D動画から3Dアニメーションを作成するツールです。
ここから実際に作成していきます。
①サインアップとログインを済ませます。
②[Create Animation]を選択します。
③[Select Charactor Type]では任意のキャラクターを使うかを選択します。今回は[Default]で既存のキャラクターを使用していきます。
④ビデオをアップロードします。 ここでは200MB以内である必要があります。
⑤次に出力するアニメーションの設定を指定します。
今回マスクを着けていますがテストで顔認証機能を使用します。
⑥次に[Create Animations]を選択します。
⑦出力前に設定の確認ウィンドウが開きます。
その後処理が始まります。
⑧処理が終わると次のような画面になります。
次のようなアニメーションができました。
精度としては正確ではないものの悪くもないというこれからに期待できると感じました。
10分ほどでこれが可能であるとなるとかなり強力なツールになりそうです。
〇出力
BVHおよびFBXでの出力に対応しています。
①[library]を表示します。ここでは作成したアニメーションが一覧として並びます。
②[Actions]から[Download Animations]を選択します。
③FBX、BVH、GLBの3つの形式でダウンロードできます。
以上でアニメーションの作成からダウンロードまで完了しました。
〇今回アニメーションを作らせてもらった久保田悟さん
今回はxR開発仲間でありけん玉チャンピオンである久保田悟さんのビデオを使用させていただきました。
久保田さんには以前顔写真からモデルを作る[FaceBuilder]の記事でも協力いただきました。
けん玉とジャグリングなどを組み合わせた凄腕パフォーマーという一面だけではなくVRでの物理挙動などを得意とするエンジニアとしての一面も持っています。