夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

BlenderでMocapデータを読み込んだ際にボーンの向きが壊れる問題を治す

本日はBlender 枠です。

先日Viconを使用したモーションキャプチャに参加しました。

Viconとはハイエンドなモーションキャプチャカメラです。

www.vicon.jp

体にマーカーが付いたアクタースーツを着ることで、全身の体の動きを120フレーム毎秒で撮影できます。

撮影したデータはAutodesk Motuinbuilder等を使用することでBvhやfbxなどの形でexportすることができます。

今回はfbx形式のデータでexportしてもらいました。

通常のfbx同様上部ワールドメニューからインポートを選択します。

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読み込んだモーキャプデータはスペースキーを押すことで記録されているアニメーションが再生されます。

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しかし、ここで足のリグが反転してしまっていることがわかります。

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これではほかのリグにアニメーションを対応させるリマップなどで大変です。

これは[ボーン方向の自動整列]を選択します。

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これによって足のボーンの向きが正常にインポートされます。

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チェック一つ入れるだけでしたが、気が付くまで時間がかかりました。まだまだ知らないBlenderの機能が多いので引き続き一歩ずつ成長していきたいです。