夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blenderでビームの溶解表現を行う Geometry Nodes Laser Melter その①

本日はBlender枠です。

〇環境

・Windows11Pc

・Blender4.1

〇Geometry Nodes Laser Melter

アニメなどではビームで物体が撃ち抜かれる表現がよく出てきます。

今回はGeometry Nodes Laser Melterを使用してビームによる溶解表現を行います。

Geometry Nodes Laser MelterはGumroadにてこちらで無料で入手することができます。

lateasusual.gumroad.com

GN sdf hole.blendというファイルをダウンロードします。

サンプルのプロジェクトを開くとビームで溶解するスザンヌが確認できます。

しかしこのままではほかのオブジェクトで効果を見ることができません。

ここではどのパラメータを変えればオリジナルのオブジェクトで溶解表現をできるかを見ていきます。

まずはスザンヌですが、こちらはサブディビジョンサーフェースモディファイアが設定されているほかは特に変わったマテリアルはありません。

しかしマテリアルは特殊なものが使用されています。

meltyマテリアルの中を見るとテクスチャ座標ノードのオブジェクトにビームのオブジェクトが設定されています。

これがビームと干渉している部分が消える仕組みとなっています。

このオブジェクトを変更することで任意のビームに設定できそうです。

またビーム部ですがジオメトリノードが使用されています。

こちらにもオブジェクト情報のノードにスザンヌが設定されています。

このオブジェクトを変えることで溶解対象を変更でき来ます。

しかしこの状態ではくりぬきが行われずきれいにビームで撃ち抜かれた表現が行えません。

よく見ると表面に小さな穴が開いているため機能としては働いているもののどこかのパラメータが間違っているようです。

本日は以上です。引き続き調査していきます。