本日日本ではApple社のSpatialComputerであるApple VisionProがリリースされました。
筆者は事前に注文しており、朝一で受け取ることができましたので今回は開封の儀をまとめます。
〇Apple VisionProとは?
Apple VisionProはApple社がリリースした初の空間コンピュータです。
事実上のMixedRealityデバイスですが、AppleではXRなどの言葉は使用せず空間コンピューター(Spatial Computer)という名称を使用しています。
筆者の考察ですが、これにはVRなどがゲームやアダルト領域で使用されているという一般曹の固定概念の影響を受けず、Appleらしく新しいブランドとして既存のイメージを払拭したデバイスとして展開したいという意図を感じました。
アメリカでの発売価格はHoloLens2と一致していますが、円安のせいでHoloLens2より2割ほど高く値段が設定されており、筆者が今回購入した516GBのストレージのモデルの場合は60万をこえる高価格でした。
特徴として、既存のiOSアプリと一定の互換を持ちiPhoneと同じように様々なアプリケーションが使用できます。
加えてHoloLens同様にVisionPro専用の没入型アプリケーションが展開されており、3D空間を使用した体験が行えます。
〇VisionPro開封の儀
AppleStoreで注文し、配送される予定でしたが筆者の都合と豪雨による天候不良などが重なり、朝一で配送会社であるヤマトの営業所へ行きました。
箱がかなり大きく、5~60cmほどの高さがあるほか、重量もかなりあるギリギリ自転車の籠に収まるくらいの大きさの箱の中にVisionProが入っていました。
外装の段ボールの中にはApple製品独特の化粧品のようなしっかりとした箱が収められています。 正直この箱が重いです。 アメリカで先行入手した方は箱を現地で捨てて帰ったと聞きます。
上面はデバイスの写真、左右はVisionProの文字があります。
箱を開けると早速Apple VisionProデバイスと対面します。 ゴーグル部は保護ケースがついています。
デバイスの下には2つのスペースがありそれぞれVisionProのスタートガイド、ポリッシングクロスが蓋をするように収められています。
その下にはACアダプター、パワーパックがあります。 HoloLensとの最大の違いはバッテリーが内臓ではなく、外装式であることです。
これはMagicLeapなどにみられるヘッドセット自体の質量の軽減の他に普段使いのために簡単に換装できるようになっていると思われます。
〇初期不良
デバイスにはライトシール
と呼ばれる肌に触れるパーツが取り付けられていますが、このパーツが筆者のデバイスでは"ほつれ"がみられました。
Appleにすぐに問い合わせたところ、調査をしたいとのことで交換をしてもらえる可能性が高いと思われますが、通常は交換品と引き換えに不良品を送りますが、物流の関係で先に不良品を送ることを打診されましたが、その場合しばらくの間デバイスを使用することができなくなるためApple Storeに直接持ち込めないか調整をしてもらっています。
Appleとしてもシリーズ1の全く新しいタイプのデバイスのため初期不良を含めこういったトラブルに対して情報をより吸収したいという意図を感じます。
〇デバイスのセットアップ
VisionProを装着しiPhoneを近づけることでセットアップが始まります。
QRコードをVisionProで読み込むことでiPhoneと同じAppleIDが適応されます。
本日は以上です。
アーリーアダプターあるあるですが、筆者の場合不良品を引いてしまいましたが、これはこれでよい経験です。
VisionProアプリ開発はまだ環境を整えられていませんが、近いうちにチャレンジしていきます。