本日はApple枠です。
HoloLensも同様でしたがHMDデバイスではユーザーがどのような画面を見ているか周囲からでは判別できません。
そこで一般的にミラーリング
と呼ばれる手法をとることでユーザーが見ている画面を他のモニターにリアルタイムに映し出すことでアテンドや体験の共有を行います。
Apple製品ではAirPlayと呼ばれる手法を用いてApple製品同士で画面の共有が簡単に行えます。
しかしながらWindowsで使用されているミラーリングの規格と異なるため、ミラーリング対象として現れません。
このためデフォルトの状態ではApple VisionProの画面をWindowsデバイスに表示することができません。
今回はWindowsデバイスの画面に対してVisionProの画面を共有することをやってみます。
〇環境
・Apple VisionPro
・VisionOS2.0
・Windows11ノートPC
・AirReciever
〇AirRecieverでAppleデバイスのミラーリング先として認識させる。
今回はWindows11のアプリであるAirRecieeverを使用します。
AirReciever
はMicrosoftStoreで提供されている有料のソフトウェアになります。
WindowsのMiraCast、Google系のChromeCast、Apple系のAirPlayすべてに対してキャスト先として登録されるようにふるまうアプリケーションです。
筆者はHoloLensだけでなく、スマートフォンのミラーリングができるため愛用していますが、こちらを使用することであたかもAirPlayを使用しているかのようなふるまいを行い、VisionProの画面キャスト先として使用することができるようになります。
①VisionProのミラーリングを行うWindowsPC側でAirRecieverのアプリを起動します。
②AirReciever側で自分のノートPCの名前で接続待機中になることを確認します。
③AppleVisionProを開き、コントロールパネルを開きます。
④ミラーリング(画面許攸のアイコンを選択します。)
⑤自身のノートPCの名前が表示されるのでそれを接続先として選択します。
以上でWindowsPCに対してAppleVisionPro