夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Adobe Aeroで簡単な案内アプリを作る その②

本日はSubstance枠です。

Adobe Aeroとは?

Adobe AeroはAdobeが開発、提供するARコンテンツ作成ソフトウェアです。

ノンコーディングインタラクティブなAR体験を構築、共有、表示することができます。

特徴としてコーディングが不要であるほかにCreativeCloudのアプリとの連携や作品の簡単な共有などが可能です。

現時点では無料で使用することができます。

モバイル版とデスクトップ版が存在します。

www.adobe.com

前回は案内アプリとしてバス停に時刻表を配置するようなことをしました。

今回はURLを読み込みます。

Adobe AeroでURLを開く

今回はテキストをタップするとテキストが近づいてきて施設のウェブサイトが開くという実装を行います。

まずはテキストにビヘイビアビルダーからタップしたら近づくという実装を行います。 これはフォローのアクションを使います。

フォローはその名の通り対象に対して追従するアクションです。今回の場合はカメラ=ユーザーに対して追従するようにしています。

ここではデュレーションで2.8秒でカメラの5cmまで接近します。

次に近接開始のトリガーでURLを開くを設定します。接近開始はカメラに対しての距離に応じてアクションが発火するトリガーです。

ここでは‘URL‘を設定しています。

これによってタップしたらテキストが近づいてきて、ウェブサイトが開くというような表現が可能となります。

Adobe Aeroで無効なURLといわれる問題

 URLを設定している状態でShareを選択しQRコードを発行しようとするとInvaild URL Linkというエラーが表示され、QRコードが作成できずAR体験ができないトラブルがありました。

こちらコミュニティ上でほかのメンバーも投稿しており、Aeroのバグと報告されています。

https://community.adobe.com/t5/adobe-aero-bugs/unable-to-create-a-sharing-link-and-qrcode-on-adobe-aero/idi-p/14058587

筆者の場合も何度もQRコードを作成ボタンを押してもエラーが表示されましたが、一度Aeroのアプリを落として再度プロジェクトに入ることで問題なく公開することができました。

この場合も更新を行う際に同様にエラーが発生しましたが、エラーが発生する際は一度アプリを閉じて再度起動することで回避できそうです。