本日はCascadeur枠です。
CascadeurではQuickRigging Toolを使用し独自のモデルをインポートすることで自身のモデルでアニメーションをつけることができます。
ボーンを指定することで簡単にリグを設定することができますがこの際にリグ入れを行ったモデルの関節が反転してしまうことがあります。
このような場合はアニメーションをつけたりAIによる支援を受ける際に支障になります。
またオートポーズモードでは想定したポーズをつけることができないことがあります。
今回はこの問題を解消します。
〇RigidBody
RigidBodyは物理計算に使われる概念です。
これはQuick Rigging Toolでボーンを設定しAdd rig Elementsを実行後に確認、設定することができます。
Rig Mode Helperの画面でContinue Editingを選択することで編集することができます。
体に青い球体が現れます。これがRigidBodyで、物理挙動となります。
この際によく見ると右ひじの向きを示すコントローラーが正面側に向いていることがわかります。
通常ひじのコントローラーは背部、膝のコントローラーは前部に表示されます。
つまりひじのボーンの設定が反転してしまっていることを示しています。
この場合前腕部のRigidBodyを選択し回転させ手動で調整します。
ローカル座標で回転をかけ正しい位置にコントローラーが来るように設定します。
修正後にGenerate rigのボタンを選択することでリグの設定が完了します。
以上で関節が逆になってしまう問題が解消します。
本日は以上です。