夜風のMixedReality

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MetaQuest3を開発者モードにする&PCと接続しAPKファイルをインストールする

本日はQuest枠です。

 MetaQuest3はMetaが開発、展開している最新のXRデバイスです。

 Quest3でアプリケーションを開発したり、高度な機能を使用するためには開発者モードを有効化する必要があります。

〇開発者モードの有効化の手順

開発者モードを有効にするためにはスマートフォンもしくはタブレットのMetaアプリが必要です。

また通常開発組織に所属していることが条件ですが、その組織を作成する過程から紹介します。

なおMetaQuestに関しては頻繁にUIなどが変わるためここでは23年10月版としてsy迂回します。

①Metaアプリを開きます。

②接続しているMetaQuest3を選択します。次にヘッドセットの設定を選択します。

開発者モードを選択します。

開発者組織に所属していない場合は次のような画面が表示されます。

この場合はスタートからウェブブラウザを開き、Metaアカウントでログイン後、開発者登録に関する文面に同意することで組織を作成できます。

④開発者登録が完了するとMetaアプリの画面で開発者モードを有効にするトグルが現れます。

ここを有効にすることで開発者モードの登録が完了します。

〇APKファイルのインストール

APKとはAndroid Application Packageの意味で拡張子は.apkです。

QuestにはAndoroidベースのOSが搭載されており、開発者はapkの形式で独自のアプリケーションファイルを書き出し配布しています。

APKファイルをQuest3 にインストールするためには前述の開発者モードが有効になっている必要があります。

これは外部デバイスとの接続やMetaストアを通さないアプリケーションを実行することで生じる様々な問題からユーザーを保護するためのセキュリティが働いており、開発者モードを使用することで制限が解除される為です。

今回はSideQuestを使用してQuestとPCを接続、APKファイルをインストールします。

〇SideQuestとは?

 SideQuestはMeta非公式のアプリケーションなどを簡単にインストールするためのツール/そのアプリケーションを公開するプラットフォームです。

 従来であればコマンドを叩いてアクセスする必要があった動作を簡単にGUIのボタン操作で可能にしたツールで、開発者にとってもですが開発者ではないユーザーにとっても扱いやすいツールです。

 SideQuestは以下のサイトからダウンロード、導入できます。

sidequestvr.com

なお高度な機能を使用するためにアプリケーションのインストールなどを行うためにはAdvanced Installerを使用する必要があります。

 SideQuestを導入している状態で、PCとQuest3をうSBケーブルで接続します。

 初回時はQusetの画面でUSBデバッグの許可と接続したコンピュータを信頼するかというセキュリティ上のダイアログが表示されます。

認証が必要な場合SideQuest側ではこのような表示が出ます。

 許可をするを選択することでSideQuestの上部画面で接続を確認できます。

〇APKファイルのインストール

この状態で上部タブからタスクマネージャーを開きます。

APKファイルをドラッグ&ドロップします。 これによってQuestにアプリがインストールされます。

インストールが完了すると次のように緑のステータス表示に変わります

インストールされたアプリは提供元不明という項目に表示されます。

実機では提供元不明のカテゴリーを開きます

なお開発者モードが有効になっていない場合提供元不明は表示されません。

以上で開発者モードの設定とPCと接続しAPKファイルをインストールする方法になります