本日はQuest枠です。
MetaQuestでは外部デバイスなしにxR体験を行うことができます。
初代Questやその全形であるOculus Goが登場するまではVR体験を行うためにはハイスペックのPCが必要でした。
コンシュマー向けのデバイスであるプレイステーションVRもゲーム機の拡張デバイスとして、ゲーム機本体が必要です。
この点でQuestが非常に人気なのですが、ハイスペックPCのマシンパワーを使用することでPCVRとしても使用することができます。
今回はQuest3に向けてPCに接続してPCVRとして使用する設定を紹介します。
〇環境
・Meta Quest3
・Windows11PC
・NVIDIA RTX-3080
・Oculusアプリ
〇Oculusアプリの導入
PCVRとしてMetaQuest3とPCを接続するためにはOculusアプリが必要です。
①PC側でOculusアプリをインストールします。
Air LinkとLinkケーブルの項目から**ソフトウェアをダウンロードでダウンロードできます。
②ダウンロードしたSetup.exeファイルを実行しインストールします。
③Oculusアプリを起動します。
なお初回はMetaアカウントでのログインが必要です。
MetaアカウントはQuestのセットアップ時に取得しているはずなので、そちらを使用してください。
Questとの接続は有線無線2つの方法から選択できます。
それぞれについて紹介します。
〇USBケーブルを使用した有線VR
①USBケーブルでQuestとPCを物理的に接続します。
②Quest3のデバイスをクリックし現れたタブからデバイスを設定を選択します。
③接続方法でLink(ケーブル)を選択します。
④USBケーブルの質によっては警告が出ますが、問題がない場合は次へが選択可能になります。
PC側の設定が完了します。
⑤Quest3をかぶり、クイック設定を開きます。
クイック設定はホーム画面で時間が表示されている個所になります。
⑥Oculus Linkを選択します。
Riftボタンが出ていればPCVRを起動できます。
起動するとPCVRのホームが起動します。
〇Wi-fiを使用した無線VR
QuestとPCを物理的に接続せずにPCVRを使用する方法です。
なおQuestとPCを同一のネットワークに接続している必要があります。
①Quest3のデバイスをクリックし現れたタブからデバイスを設定を選択します。
②接続方法でAir Link(ワイヤレス)を選択します。
③Quest3をかぶりクイック設定を表示させます。
④Air Linkを使用を有効にします。
ここで自身のPC名が表示されていればペアリングを選択します。
⑤PC側、Quest側にペアリング用の6桁の数値が現れます。双方で確認ボタンを選択することでPCVRを始めることができます。
以上でQuestを使用してPCVRの設定が完了しました。
VRChatやMinecraftなどPCVRならではの体験を行うことができるほか開発においてもUnityから直接デバッグを行うことができるため開発者には必須の機能と言えるでしょう