夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Unityでフェイズシフトシェーダーを作る その3 カラーノイズをつける

本日は昨日に引き続きUnityShader枠です。

昨日に引き続いてフェイズシフト装甲のシェーダーを作成します。

昨日はむらをつけて展開するようにグレースケールを変異させる機能を実装しました。

今回は仕上げとして展開時に入る色のノイズを表現します。

〇色ノイズ

展開時のむらのノイズはVoronoiを使用しましたが、今回はホワイトノイズのような一般的なノイズのため、Simple Noiseを使用します。 Powerを通すことで強調をしています。

Sample Texture 2Dノードのそれぞれの色成分の出力を掛け合わせます。

この際にSimple NoiseのScaleの値をそれぞればらばらに設定します。今回はR,G,B:11800,9999,8888としました。

これによって最終的にVector3ノードで再統合した際にカラフルなノイズができます。こちらもPowerノードで強調しています。

こちらを先日のむらのノイズに掛け合わせることで次のようにむらに応じて色のノイズも入るようになります。

以上でシェーダーの完成になります。

Powerのパラメータをいじることでむらとノイズがかかりながら彩度が上がっていきます。

〇完成したフェイズシフトシェーダー

完成したシェーダーは以下になります。

その4ではShaderLabで記述していこうと思います。

本日は以上です。