本日は昨日に引き続きBlender枠です。
昨日はNASAのHorizon Systemを使用して地球を中心とした月の極座標データを取得してBlenderで再現しました。
地球から見た月の正確な位置のため例えば、月の満ち欠けなどが再現できるはずではありますが、これを実現するためには太陽の位置も同様に取得する必要があります。
本日は太陽のデータも取得して光源として使用していきます。
〇Horizon Systemで太陽の情報を取得する
今回は太陽の位置データを取得します。
データ取得は簡単でHrizons Web Application
で2のTarget Body
にSun
を設定します。
これで地球を中心とした太陽の座標を取得できます。
3/1日現在の座標は次のようになります。
X = 1.397710433979864E+08 Y =-4.934243625244491E+07 Z = 2.899424256607890E+02
前回同様10万分の1にした場合次のようになります。
X:13977.10433979864m
Y:-4934.243625244491
Z:0.0289942425660789
これを太陽のモデルに合わせますが今回もペイント3Dのモデルを使用します。
太陽の大きさは地球の106倍のためスケールを合わせ座標を適応すると次のようになります。
最後に太陽を発光させます。
太陽自体のマテリアルで発行させたほか太陽と同じ座標にポイントライトを配置しました。
これによってより正確に月の満ち欠けを再現することができました。
太陽から見ると地球と月の小ささがわかります。
次はこれを使用して日食の日などのデータで遊んでみたいと思います。
本日は以上です。