夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLensをかぶってギターを練習 HoloGuiter

本日はアプリ体験枠です。

〇HoloGuiterとは?

HoloGuiterはHoloLens 2専用のアプリでギターセッションの練習ツールです。

MicrosoftStoreで21年5月現在無料で公開されています。

www.microsoft.com

アプリを起動するとMRTKExamplesのシーンのように複数のパーツが展開されます。

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ピアノはその見た目通りピアノで、音を鳴らすことができます。

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 ただし人差し指のみで弾くことができる仕様のため、ピアノを弾くというよりは音を鳴らしチューニングを行うといった使い方が主となりそうです。

中央にはブラウザのボタンが広がっています。

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ボタンを押すことでそれぞれのYoutube検索ウィンドウが開き、動画を見ながらセッションを行うことができます。

これは以前学習したアプリ内からブラウザを呼び出す機能を使用していると思われます。

redhologerbera.hatenablog.com

左側にはジャムセッション用のサンプル音源を鳴らすウィンドウがあります。

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それぞれループする練習しやすい音源が設定されています。

最後にメトロノームが配置されています。 これは、スライダーを使用してテンポを指定することができます。

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ただし、ジャムセッション用の音源と比較して微妙にずれているため二つの可能性があります。

ジャムセッション用の音源のテンポが記載のものではない。

メトロノーム側がずれている。 おそらくスライダーで設定しているためIntではなくFloat(例えば表記上60であっても実際は60.4など)になっている。

ことが考えられられます。

HoloLens×Guiterではだんさん(@arcsine16)という方が以前HoloLensMeetupで作成したアプリを取り上げていました。

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こちらはアイトラッキングを使用してコードを鳴らすことができるものでしたが、今回のHoloGuiterと融合すれば非常に面白いアプリになるのではないでしょうか?