本日はHoloLens 2のハードウェアトラブルの記事になります。
〇HoloLens 2の故障
22年の年始にHoloLens 2のパーツが脱落するトラブルがありました。
こちらは過去の記事で詳細をまとめています。
今回はこちらのトラブルにおいての取った対応と、その後をまとめます。
〇Microsoft のサポートへ連絡
MicrosoftではHoloLens 2のサポートを行っています。これはHoloLens 2がビジネス展開されていることに合わせられており、基本的に個人でHoloLens 2を持つという事が少ないため[SupportForBusiness]にて行われています。
support.serviceshub.microsoft.com
こちらでインシデントとして報告することでMicrosoftのHoloLens担当者よりメールもしくは電話が届きます。
筆者の場合はインシデント報告が金曜日であったこともあると思いますが、翌週の火曜日にメールが届きました。
こちらで受けた案内がHoloLens 2は修理を受け付けておらず、取れるサポートが新品との交換のみになる。といったものでした。
HoloLens 2は[Industrial Edition]以外は1年保証となっています。
筆者のHoloLens 2は2020年7月に購入しており保証期限は半年ほど過ぎていました。
これによって有償対応になったのですが、その額がHoloLens 2新品の約60%ほど、また交換後のHoloLens 2に関しては90日間の補償対象という案内でした。
〇原因と自力修理
原因と修理のためにある程度分解を試みました。
結果修復する方法がわかりました。
脱落した頭部スクリューパーツは頭部調節ダイアルのノブを兼ねており、頭部調節が利かなくなった原因も、このノブが刺さっていないためでした。
またHoloLens 2本体のノブ部分にある4か所の凹が付いたリングがねじになっており、脱落したスクリューパーツに対する逆ねじになっていました。
つまり今回の脱落の原因は何らかの原因(おそらく経年疲労)でねじが外れたことになります。 本体側のリングの凹部分にピンセットなど細くてかたい棒を使用し回すことでねじを締めることができます。
これによってふたたび頭部調節が可能になりました。
この原因をつかむまで半分分解してしまったので理屈がわかり分解する必要がないとわかったときはショックを受けましたものの無事に直すことができました。