夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blender3.x以降でのナイフ投影の使い方

本日はBlenderモデリング枠です。

Blenderではナイフ投影の機能を使用することでほかのオブジェクトの形状を切り込みすることができます。

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Blender3.0でナイフ投影の機能を使用しようとすると「投影に使用するワイヤまたは境界の辺を持つオブジェクトが、ほかに選択されていません。」というエラーが表示されました。

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どうやらBlender 3.xと2.9までとではナイフ投影の方法が変わったようなので今回はまとめていきます。

〇Blender 2.9でのナイフ投影

Blender 2.9ではオブジェクトモードでナイフ投影で投影したい(くりぬきたい)オブジェクト→くりぬかれるオブジェクトの順に選択します。

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この状態で編集モードへ切り替え上部タブより[メッシュ]→[ナイフ投影]を選択することでナイフ投影が行われます。

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Blender3.0ではこの方法では上記のようにエラーが表示されました。

〇Blender3.0でのナイフ投影

Blender3.0ではナイフ投影でくりぬかれたいオブジェクトを選択し編集モードに切り替えます。

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Ctrlキーを押しながら投影を行うオブジェクトをクリックし選択します。

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選択されている状態で編集モードへ切り替え上部タブより[メッシュ]→[ナイフ投影]を選択することでナイフ投影が行われます。

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簡単な内容ですが、変化に気が付くことと新しい方法がわからず時間を使ってしまいました。

本日は以上です。