本日はイベント枠です。
昨日に引き続きSeattleでの旅のレポートになります。
〇Redmond
Redmondはシアトルの東にある地域で、Microsoft社とNintendo社があり、SeattleのITの拠点として発展してきました。
そのため多くのMicrosoft社の従業員が住んでおり、今回の旅でもよくしていただいた日本出身でMicrosoft社で働いている方もRedmondに住んでおり、今回の旅ではそちらのお宅にお邪魔させていただくことになりました。
Redmondは山を切り開いてできた町で、シアトルに比べても非常に緑が多く、野生のリスやオオカミなどの動物も見ました。
道も山を切り開いているため勾配が多く、ふと横を見ると崖であったり、動物がいたり、自然と人間界の合間があいまいになっている印象を受けました。
Redmondの奥地にはスノコルミー滝という80mの有名な滝があり、とても圧巻であり、かつ滝のそばを上から下までハイキングと称し下ることができ、自然を堪能できました。
またダウンタウンもSeattleよりも自然豊かで、おしゃれな建物が多い印象を受けました。
ダウンタウンのモールは本屋やスターバックスなどの飲食店が広がっています。
しかし車社会であることもあり、ほとんどの人は歩いておらず、平日ということもあったと思いますが歩道を歩くのは筆者くらいにも思えました。
〇元MSのMRTKチームの方々とのランチ
balladeで会ったNickさんから「元MSのMRTKチームは今でもつながっていて、よくランチが開かれるんだ。もしあなたが滞在期間中に開催されるなら連絡するよ」といっていただいていました。
今回は日曜日にベルビューでランチが開催され、筆者も参加し計5名で楽しい時間を過ごしました。
Nickさんからはどなたが来るかは聞いておらず、ドキドキで30分前には約束のお店ベトナム料理のmonsoon Bellevueの前で待っていると、まずやってきたのがGraceさん
GraceさんはMRTKの紹介ビデオ等にもよく出ている方で、いつも見てはいたもののお会いするのことや連絡を取ったこともなかったので驚きで、「Hey Are you HoloMoto?(あなたがHoloMoto?)」と私がHoloLens 2Tシャツを着ていたのですぐに気が付いてくれました。
先にお店で待っていると次に来たのが中国出身で日本語も話せるアニメ大好きなMaxさん。
そしてゲーム大好きなRogerさん。遅れてバスで来られたNickさん
現在はApple、MagicLeap、クアルコム、UnityとそれぞれXRの大手企業でエンジニアとして働くメンバーとベトナム料理を食べながら様々な話をしました。
筆者のエンジニアとしての相談にも乗っていただけ、アメリカでの働き方やレイオフ以降のHoloLensチームなど様々なことを教えていただきました。
その中で筆者が感じたことが、チームが解散して別々の会社に行っても定期的に集まる点もそうですが、MRTKチームが素晴らしいチームやメンバー同士の絆があったということを実感しました。
そして全員がXRが好きですし、HoloLensも好きですし、それぞれの道でもXRの未来を考えていると感じました。
最近では特にMRTK3がリリースされることもありその手の話題もありました。
その中で筆者の「MRTKv2は今後どうなるの?使わない方がいいの?」という質問をしたところ、「MRTKv2は6か月のサポートがあるが、これは完全にMicrosoftの手を離れコミュニティのサポートになる。とはいえiOSなどMRTK3が対応していない点もあることや既存のプロジェクトもあることから『現時点で開発中のプロジェクトはMRTKv2、今後開発するプロジェクトはMRTK3がおすすめ』という回答をいただけました。」
それ以外にも日本のコミュニティについての質問があったり、素晴らしい時間を過ごせました。
ちょうどUnityのライセンス周りの炎上がタイムリーであったこともあり、StereoKitのNickさんを中心にエンジンの開発についての話やパフォーマンス、MRTKの機能につての話などもありました。
ランチのあとMaxさんとは彼の車でいろいろ案内していただいたのですがそちらはまた別記事で紹介します。