夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLensの故郷Seattleへ再び行ってきた! その②

本日はイベント枠です。

昨日に引き続きHoloLensの故郷Seattleへ行ってきましたのでレポートになります。

〇ベルビューの街並み

ベルビューはSeattleの東、Redmondの南に当たる都市です。

RedmondはMicrosoft、Nintendoを中心に発展した都市で、『古い金持ち』と呼ばれているのに対して比較的近年に発展した都市として『新しい金持ち』が多いと呼ばれているそうです。

 ベルビューの街並みは美しく、Seattleのようなビルが並び立ちながら比較して治安が良く、安定しているように思えました。

 ベルビューはポケモンGOのテストfieldとしても有名なダウンタウンパークがあり、多くの人が運動したり遊んでいたりしました。

ダウンタウンパークの隣にはモールがあり、Seattleでも一つの施設としては一番大きいモールに感じました。

またピアノがあり、モールのピアニストとして演奏が行われていました。

 

私が訪れた日はKelseyさんという方が演奏されていて、モールのお客さんの様子に合わせて曲目を変えたり、ベビーカーが通ると曲の中にきらきら星のフレーズを混ぜたりととてもお客さんを意識した演奏であり、非常に美しい演奏でした。   www.youtube.com

〇MixedRealityGraphicsToolsのリーダーCameronさんとのランチ

 筆者も開発に参加しているMixedRealityGraphicsTools(MRGT)のリーダーCameronさんは今回の旅に当たり、会おうと決めていた方です。

 アメリカに行くと決めるにあたって「もしシアトルに来月行くって言ったら会えますか?」と聞いたところYesと返してくださり、今回の旅では楽しみにしていました。

 彼の車で滞在地まで迎えにきていただき、その後Microsoftのキャンパスに行き、StudioCでランチをとりました。

 StudioCはMicrosoft社の中でHoloLensを開発していたチームがいた場所で、もともとリーダーであったAlexKipmanさんのオフィスがあった場所でもあります。

 今でもHoloLensの垂れ幕があり、HoloLens開発チームのサインなどHoloLensの拠点として機能しているように思えました。

 23年初頭のMRTKチームの解散により、HoloLensチームはSurfaceなどのハードウェア部門、Microsoft Teamsなどのソフトウェア部門へと再統合されました。

 CameronさんはTeamsの開発に従事されているとのことです。

 新型コロナウィルスのパンデミックによりMicrosoft社では7割のエンジニアがリモートワークを選択しており、かつてに比べ静かに感じました。

 ただ、サッカーやバスケをするスタッフや、EastCampasと呼ばれる新キャンパスの建造も進んでおり、今年の11月にはオープンすることなどコロナ開けに向けさらににぎやかになるようです。