本日はUnity枠です。
UnityではGitHub上に自身のリポジトリを公開するときなどにGit ignoreによってファイルをgitのインデックス対象外にしてファイルの一部を公開しないことができます。
これは一般的にはローカル環境で自動生成されるファイルなどですが、例えば個人情報などの機密ファイルや有料で購入し二次公開が許されないファイルなどに設定することがあります。
今回はUnityのAssetsStoreで有料のアセットを購入し使用しているプロジェクトで、対象のアセットをエクスポートして個別にチームメンバーなどに共有することを紹介します。
〇Unityで外部共有用にパッケージをエクスポートする
今回はFinalIKのアセットを例に見ていきます。
なおアセットによってはチームではなくシート単位のライセンスのものもあるため注意が必要です。またここではあくまでチームへの共有の勉強としてですが、私個人のみで使用します。
①PackageもしくはAssets内でパッケージを見つけます。
FinalIKの場合Assets内にPluginとして存在します。
②フォルダを右クリックしExport Packageを選択します。
③Assets内のファイルがすべて選択されているのでExportingPackagesの設定からPlugin(今回の場合)のみがチェックされるようにします。
④エクスポートするファイルに名前を付け保存を選択します。
⑤指定したディレクトリに.unitypackageファイルが作成されます。
ここでエクスポートされたパッケージを直接チームメンバーに共有することでGitHubなどでパブリックしているリポジトリであってもライセンスを守りつつチーム開発を行うことができます。
基本的に.ignoreに記載されているパス(フォルダ)でunityPackageを作成すれば問題がないと思います。
とはいえバージョン違いなども発生しやすいのでPackageManagerの表記など注意する点があります。
本日は以上です。