本日はHoloLensを使用した表現枠です。
今回はHoloLensのMixedRealityを使用して実物大のガンダムを再現しました。
※今回の企画はファンアートになります。
〇実物大ガンダムとは?
実物大ガンダムとはその名の通りアニメ「機動戦士ガンダムシリーズ」に登場するメカ、ガンダムを設定どおりの約20mの大きさで再現した立像です。
今までに初代ガンダム(お台場 現在は公開終了)、ユニコーンガンダム(お台場)、フリーダム(上海)、可動式初代ガンダム(みなとみらい)と4機建造されています。また新たに建造される計画があることが発表されています。
今回はHoloLensを用いて実物大のガンダムを表示させます。
〇オデュッセウスガンダム
オデュッセウスガンダムは現在公開中の「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」に登場するメカニックの一つです。(正確には追加装備を行ったペーネロペーが登場します。)
このオデュッセウスガンダムはガンダムシリーズでも最も大きな機体の一つという設定でありながら唯一の音速飛行を行える機体の一つです。
ポリゴン数は2万7千、HoloLensでは10~20万が描画できる最大のラインと呼ばれているので軽くもなく重くもないボリュームに収めました。
BlenderからUnityへインポートします。
〇環境
・Unity2021.1.10f1
・Univarsal Render Pipeline(URP)
・postprocessing
・HoloLens 2
〇実機で表示する。
今回はレンダリングのテストも兼ねて表示しました。
正常に描画することができましたが、オブジェクトがぶれることがありました。
これはおそらく描画のスケールが大きいことでわずかなオブジェクトのずれが大きな差になっているものと思われます。
[NearInteractionGrabbable ]コンポーネントをアタッチしており、両手でスケールを小さくすることで解消されることがわかります。
大きなオブジェクトを配置する際はこのようなトラッキングのずれによるオブジェクトのずれに関してもう少し調査、対策を建てる必要がありそうです。