本日は久々のファンタジー世界作成枠です。
HoloLensを使用してアニメの世界を現実で再現していきます。
〇実物大Zガンダム
ちょうど1年前ほどに実物大Ξガンダムとペーネロペーを作成しました。
21年は映画機動戦士ガンダム閃光のハサウェイが上映されていたタイミングでしたのでモデリング~HoloLensで配置までを見ましたが今年はZガンダムを動かしていきます。
型式番号MSZ-006 Zガンダムは1985年に放送されたテレビアニメ機動戦士Zガンダムの主役機体です。
ガンダム公式の実物大ガンダムは先日福岡にRX-93 νガンダムが建造され国内で4機目となりました。(世界では上海にZGMF-X10Aフリーダムが建造されています。) rx93ff-gundam-statue.jp
Zガンダムは筆者を含めガンダムファンの中で非常に人気が高いメカですが、いくつかの理由でしばらくは実物大化はしないだろうといわれています。
その理由がZガンダムはウェイブライダー(WR)と呼ばれる戦闘機形態に変形する設定があるためです。
Zガンダムはこの変形が魅力の一つですが、強度などの問題で実物化は難しそうなため今回HoloLensで再現することにしました。
〇モデルの用意
今回はArtStationでファンメイドとして公開されていたモデルを購入してベースとしました。
https://www.artstation.com/marketplace/p/ojwam/z-gundam-robot-3d-model-rigged
こちらのモデルはMS(人型)形態のみが再現されており戦闘機(WR)形態の再現はされていないため筆者でリグ入れや改造を行いました。
Blender側で変形アニメーションを作成します。
作品設定上では0.5秒で変形完了しますが、今回は5ほどの変形にしました。
〇HoloLensで再現
完成したモデルをHoloLens 2で表示します。
高速で変形、移動する設定のため表現などもっと工夫する必要がありそうですが、実物のサイズで変形を見ることができました。(世界初 当社調べ笑)
今回は3万ポリゴン程度ですが、Azure RemoteRenderingを使用するなどでもっと表現の幅が広がりそうです。