本日はHoloLensのトラブルシューティング枠です。
〇HoloLensでキャプチャ時にバックグラウンドが黒く描画される問題
HoloLensではキャプチャをとることでMixedRealityの一人称視点の動画、画像を撮影することができます。
今回OpenXRのプロジェクトでHoloLensアプリをデプロイした場合撮影時にバックグラウンドが黒く描画されてしまう問題が発生していました。
〇原因
今回[Universal RenderPipeline]を使用していることが原因ということは前回わかっていました。
今回[Render Feature]の[Post-processing]のチェックを外すことでURPプロジェクトでも問題なくキャプチャが行えることがわかりました。
〇Render Feature
[Render Feature]はURPで提供されるレンダリング機能を指し、レンダーオブジェクトと呼ばれるもので管理されています。
ポストプロセッシングはカメラで画像をレンダリングした後に処理される効果で、おそらくこのポストプロセッシングでの処理でバックグラウンドのアルファ値(透明度)を処理していないと思われます。