本日はガジェット枠です。
ついに昨年クラファンで応援していたLookingGlass Goが筆者の手元に届きました。
今回はレビューしていきます。
〇Looking Glass とは? その仕組み
Looking GlassはアメリカのLooking Glass Factory社が開発した裸眼立体視ディスプレイです。 https://lookingglassfactory.com/
レンチキュラーレンズを採用しており、見る画角によって違う映像を表示することができます。
この仕組みを利用して肉眼で立体視を体験することができます。
加えて、複数人であったとしてもそれぞれの視点に応じた映像が流れるため、展示会などにおいても非常に優秀なデバイスです。
〇クラウドファンディング
Looking Glass自体は筆者がHoloLensに触れ始めたころより注目されており、HoloLensなどのイベントでも展示しされているのを見て知っていましたが、自身は開発を含め触ったことが無いデバイスでした。
LookingGlass Goはその価格に加え、軽量さ、大きさといった点から運搬等の利便性を考えて興味を持ちKibidango にてクラウドファンディングに支援をしました。
もともとは6月に発送と連絡されていましたが、遅れに遅れ、8月の最終週に発送についての連絡がありました。
最終的な初期お届け予定は8月という連絡でしたが、台風などの影響もあり9月へずれ込んだものと思われます。
余談ですが、この時の連絡などの対応で筆者を含め多くの支援者から不満の声が出ていました。
〇内容物
・デバイス本体
・USB-Cケーブル
・ACアダプター
・クリーニングクロス
内容はシンプルにまとめられていました。
なお筆者はアクセサリーは購入せず、デバイスのみのリターンで支援をしました。
〇ファームウェアアップデート
LookingGlassGo初期起動後はスマートフォンと接続し、ファームウェアの更新を行う必要があります。
これは最初期のファームウェアに存在するバグを回避するためにも必須な工程ですが、ネット上にはファームウェアのアップデートはとてつもない時間がかかるというものがありましたが、筆者の場合は5分程度で完了しました。
なお公式の情報では5~30分かかるというように記載があり案下。
ネット上の情報では筆者のようにスムーズにアップデートができたというものもあったため、サーバーが弱いなどの理由が考えられます。
〇PCとの接続
Looking Glass Go は単なるPCのディスプレイとしても使用することができます。
筆者の環境ではSurface Lpptop studio2 を使用しています。
使用するためにはPCとLooking Glass Go をUSBで有線接続します。
このときPC側ではポートへの給電に対する電力不足のアラートが出て、最初は接続できていませんでしたが、何度かつなぎなおすとLooking Glass側のランプが青く点灯しました。
Looking Glass Goにはスタンドアローンモード、デスクトップモードが存在します。
この状態ではデスクトップモードが起動し、PCの外部モニターとして機能します。
〇コンテンツの作成
詳しいコンテンツの作成は後日別記事で紹介したいのですが、基本的にLooking Glass Go
アプリにコンテンツをアップロードするだけです。
もしくはBlocksと呼ばれるウェブサービス側からも同様にアップロードができます。
こちらの場合はBlenderなどでレンダリングしたLooking Glass専用のquiltと呼ばれるタイプの画像から変換して3Dで見えるように加工する仕組みがあり、こちらの方が便利に感じます。
以上がLooking Glass goでした。
筆者の用途としては近々のイベントで使うのと、筆者が学校に勤務しているので、廊下とかにおいてより見てくれる学生掲示や連絡に使ってみようと思っています。