本日はMRTK3枠です。
MRTK3ではOpenXRHandを使用したHandTrackingをサポートしています。
今回はMRTKを使用している際のHandTrackingの見た目についてマテリアルの調整を見ていきます。
〇環境
・Windows11PC
・Unity2022.3.26f1
・URP
〇HandTrackingの設定
MRTK3の場合はMRTK XR Rig内のMRTK RightHandController
(およびMRTK LeftHand Controller)がハンドトラッキングの設定を行っています。
この中のコンポーネントのModel
の中のModel Prefab
に設定されているopenxr_right_hand
プレファブが見た目の設定になります。
しかしながらこのopenxr_right_hand
プレファブはPackages内に含まれておりそのままではパラメータの編集ができません。
Packages/MRTK Input/Visualizers/RiggedHandVisualizer
内に含まれているマテリアル、openxr_right_hand
プレファブ`をAssets内の任意の階層に配置します。
Assets内に配置したopenxr_right_hand
プレファブ`をダブルクリックして開きます。
ここでR_Hand
オブジェクトのSkinnedMeshRendereに設定されているマテリアルがHandTrackingのオブジェクトのマテリアルになります。
ここでRiggedHand-Main
マテリアルが実際のレンダリングに用いられています。
このマテリアルのHandColor
を任意に変更することで実際のマテリアルとして適応されます。
これは実機でも同様に表示され、右手と左手別々の色を変えることができます。
以上でMRTK3でHandTrackingのモデルのマテリアルを変えることができました。
本日は以上です。