夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

xRMTG 21年10月に参加、登壇しました。

本日はイベント登壇枠です。

〇xRMTGとは?

 毎月1回第三水曜日に行われるオンラインイベントです。

関西のXRコミュニティ[大阪駆動開発]を中心に北海道のXRコミュニティ[DoMCN]や福岡のコミュニティなどが合同で行っています。

XRMTGは少人数で緩くxRに関する知見を共有するイベントで2時間ほどで毎回4名ほどが登壇しています。

 筆者も準レギュラー並みの頻度で登壇させていただいています。

〇今月のHoloニュース

 関西を中心に活動されているHoloRanger山地さんの発表では毎回その月のxR関連のニュースを共有いただいています。

 今回は次のようなトピックがシェアされました。

〇宇宙で使用されるHoloLens

 NASAISSでMixedRealityを使用した各種機材の保守点検をテストするプロジェクト[T2 AugmentedReality]を行っているようです。

〇トンネル工事でのMRの利用

 国内にてトンネル工事でのHoloLensを用いた実証検証が行われたようです。

www.konoike.co.jp

 定期的に位置合わせを行うためのマーカーを配置し、正確な情報をオーバーレイさせているようです。

Microsoftと米軍によるHoloLensベースの統合視野拡張システムの延期

 Microsoftと米軍では統合視野拡張システムを米軍に供給する契約が発表されていました。

 界隈内で大きく賛否両論を呼んでいる話題でしたが、このシステムが一年ほど延期されたようです。

〇MagicLeap の次世代機の発表

MagicLeapはHoloLensと並ぶ有名なMixedRealityデバイスです。

今回MagicLeap Oneの次世代機が発表されました。

〇Nreal Airの発表

Nreal Lightは安価でスマホ接続で行えるARglassです。今回はNreal Lightの新型に当たるNreal Airが発表されました。

 動画視聴に特化させ正当な後継機に当たるかは不明です。

〇HoloLens2 ​MovingPlatformMode​を試してみた。 ​

二人目は筆者です。

これは明日の記事でまとめます。

スライドはこちらになります。

〇HoloLensで実現したいこと

 三人目は初登壇の土井さんです。現在はホロラボに所属されているようです。

2021年6月にHoloLensと出会い人生が変わったようです。

今回はHoloLensと出会って作ったものなどを共有いただきました。

ドラゴンボールスカウター

HoloLens上でOpenCVやAzure FaceAPIを使用してTwitterアイコンをオーバーレイしているようです。

〇xR分野から他分野への発信②

四人目は北海道を拠点に活動されるHoloRangerのJunさんです。

Devrelに関するイベントなどを共有いただけました。

 イベント途中に参加者の人との交流の時間もあり、参加者のゴールとして[なんかつくって発信してみよう]という目標の元イベントが行われるようです。

 スライドの最後にあったxR×●●において「工夫していると(ほかのイベントや機会から)呼ばれるようになる」という言葉が印象的でした。

〇いま改めてみるPlaneFinding

最後は大阪駆動開発の宮浦さんです。

HoloLens1の月面着陸ゲームのアプリをHoloLens 2に移植している中でPlaneFindingを使用しているため改めて触った中で知見を共有いただいています。

PlaneFindingとはMRTKv2の中に入っている機能で、ローレベルな機能として提供されているライブラリです。

大量のメッシュ情報から水平面、垂直面を割り出すことを行います。

①空間マッピングからメッシュ情報を取得

②取得した情報をPlaneFindingにおくる

③結果を可視化

①のメッシュ取得は[IMixedRealitySpatialAwarenessMeshObserver]から取得可能になります。

[PlaneFinding]は筆者も気になる技術なので今後触っていきます。

次回のXRMTGは11月15日に行われます。