夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

OpenAI DALL・E 2を使用して自然言語ベースでテクスチャを作成する

本日はAI調査枠です。

〇OpenAIとは?

OpenAIはアメリカで立ち上げられた非営利の人工知能開発団体です。

立ち上げにはイーロン・マスク氏もかかわっているようです。

openai.com

DALL・E2は教師無し学習モデルであるGPT-3 (Generative Pre-trained Transformer 3)を使用して自然言語を入力することでAIがイラストや写真を作ってくれるというAIになります。

〇DALL・E

22年8月時点で利用するためにはアクセス権を得る必要があります。

openai.com

まずはOpenAIのDall・E2のサイトへアクセスし、sign-upを行います。

段階的にユーザーを拡大しているようで、筆者の場合は拡大のタイミングの直前に申請を行い、一週間ほどで申請が通りました。

アカウント自体はMicrosoftアカウントやGoogleアカウントなどメジャーなものが使えます。

ログインを完了すると次のような画面に移動します。

テキストボックスで任意の自然言語を入力するとAIが画像を生成してくれます。

〇ホルンを吹く少女(girls Playing French Horn)

確かにホルンっぽいものが出てきました。 マウスピースが無かったり細かい管が違ったりしますがはたから見たらホルンと女性です。

〇地球を壊す犬(The dog that is destroying the earth)

心なしか悪そうな顔をしています。

〇バイオリンを弾くおじさんとピアノを弾く子供 (an old man playing the violin and a child playing the piano behind him)

こちらは子供の定義があいまいなのですが、3枚目(右から二枚目)のように青年が出てきたりするものの年配者と年少者という構図はきちんと読み取られています。

〇けん玉

こちらはさすがにけん玉ではないものの、けん玉の木でできていて一対の皿、そして玉という特徴はとらえられているように思えます。

この世に存在しないアートが出来上がっています。

〇DALL・E 2の料金

DALL・E 2を利用するためには1回の画像加工につき1クレジット支払います。

 

初回ログイン時に50クレジットが配布され、以後1か月おきに15クレジットが支給されます。

 またクレジットを購入して追加することもできます。

 クレジットは115クレジットにつき15$となっています。

 作成された画像は商用利用含め自由に使用ができるようです。

 また開発者向けにAPIも公開されているため勉強がてらアプリに組み込むというところにもチャレンジしてみたいです。