本日はBlenderPython枠です。
前回に引き続きBlenderでUSDZのエクスポートアドオンを作っていきます。
前回はエクスポートメニューにコマンドを追加できました。
〇環境
・Windows11PC
・Blender4.2
〇USDZの実装を行うために
いよいよUSDZでエクスポートする際の中身の実装についてです。
USDZを扱うためにはいくつかの方法があります。
・USDToolkit
USDToolkit
は、USD (Universal Scene Description) フォーマットを扱うためのツールキットです。
開発や提供はPixar Animation Studiosによって行われ、USDおよびUSDToolkitに関する公式のリポジトリは、GitHub上にあります。
ここからソースコードをダウンロードしたり、ドキュメントを参照したりすることができます。
USDに関するSDKのようなものととらえてよさそうです。
しかしながらBlenderにUSDToolkitが導入されているかの情報は見つけることができませんでした。
〇GitHubリポジトリ
まずは既存のUSD形式エクスポートの実装を見ていきます。
要するに最初からUSDCではなくUSDZの拡張子で表示されていればよいだけなので
Blenderはオープンソースの形で開発が行われており、そのリポジトリは以下になります。
この中からUSDのエクスポートパスを探します。
fbxなどのエクスポートスクリプトは以下のパスにあります。
しかしusdのエクスポーターが以下になります。
PythonではなくC++記述されており、コードを見る限りエクスポーターであると思われますが、まだ判別できない点もあるので次回もう少し深堀していきます。
本日は以上です。