夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blenderで宇宙空間の背景を実装する

本日はBlender枠です。

今回は次のような宇宙空間を再現するときに必要となる星の背景を実装します。

〇環境

Windows 11PC

Blender 4.1

〇ワールドのマテリアル

Blenderでマテリアルというとオブジェクトに対して適応されるものというイメージが強いですが、ワールドと呼ばれる背景などを設定する項目においてワールドのマテリアルを使用しています。

ワールドのマテリアルを編集するためには通常のマテリアル同様にShadingウィンドウで行いますが、シェーディングウィンドウでワールドのマテリアルへと切り替えます。

星の再現のために今回はボロノイテクスチャとカラーランプを使用します。

ボロノイテクスチャを使用することでランダムな位置に点を作成できます。

距離の出力をカラーランプに接続することでランダムな点を星として再現できます。

カラーランプのグラデーションの係数を変えることで星の大きさを調整できます。

最後にこの値を放射シェーダーに接続し出力します。

これによって冒頭で紹介したような宇宙空間の星空が再現できます。

仕組みとしては簡単ですが効果は絶大です。

本日は以上です。