夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

HoloLens×Azure  音声認識と文字起こし その2 Azure リソースに接続

〇シーン構成

前回はサンプルプロジェクトをダウンロードしてUnityプロジェクトにインポートしてシーンを構成しました。

redhologerbera.hatenablog.com

今回は前回のシーン構成が終了した状態から続けます。

〇Speech ServiceのAPIキーを作成

①Azureのポータルへ移動します。

portal.azure.com

②リソースの作成を選択します。

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③検索バーで[Speech]と入力をします。 [音声]というサービスが表示されます。

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④[作成]を選択し次の設定を行います。

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 ・名前に一意(オリジナル)の名前を付けます。

 ・場所を指定します。ここでは[米国西部2]を使用します。

 ・価格レベルを指定します。今回は無料[Free F0]を指定しました。

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 ※ 7 日間使用されなかった無料レベルのモデル デプロイは、自動的に破棄されます。

 ・リソース名に一意の名前を付けます。

⑤デプロイを行うとデプロイが開始されます。

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⑥デプロイが完了すると[リソースに移動]が選択できるようになります。 

⑦[キーとエンドポイント]を選択します。 ここにはキーが表示されます。

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〇UnityのプロジェクトとAzureのリソースの接続

①作成したキーをコピーします。

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②Unityへ戻り[Speech Service API Key]フィールドに、API キー入力します。

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③[Speech Service Region]フィールドにスペースを削除してサービス名 を入力します。

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音声認識を使用して音声を文字に起こす

①[Lunarcom]オブジェクトを選択し、[Inspector]ウィンドウで [Add Component]を使用して、[Lunarcom Speech Recognizer]コンポーネントを追加します。

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以上でチュートリアルプロジェクトが完成しました。

〇実機で確認

プロジェクトを実機にデプロイします。

youtu.be

以上で音声認識と文字起こしが完成しました。