本日は昨日に引き続きMRTK3枠です。
昨日はHandInteractionExamplesのPinchSliderを読み解いていました。
〇Touch Interaction
Touch Interactionのセクションではその名の通りHandTerackingでオブジェクトに触れた際にイベントを発火することができるサンプルです。
サンプルではMRTKの3DロゴとGemのオブジェクトがあり、どちらも手で触れることで回転を行うイベントが発火しています。
〇タッチのイベント Stateful Interactable
MRTKロゴおよびGemのモデルにはそれぞれ当たり判定をとるためのCapsuleColliderがアタッチされています。
タッチのイベントを行っているのはStateful Interactableコンポーネントです。
このコンポーネントはXR InteractionToolkitから継承したOpenXRによるインプットに対して何かしらのリアクションを返すインタラクタブルなすべての要素を持つコンポーネントです。
タッチの検知はMRTKBaseInteractable HoverEventsのIs Poke Hoverdに相当します。
Pokeは突くという意味であり、接触を検知しています。
OnEnteredメソッドでは接触時、OnExitedメソッドでは名前の通り離れた際のイベントを検知しています。
ここではObject SpinnerのStartRotationとStopRotationがアタッチされており、これがそれぞれオブジェクトの回転を制御しています。
本日は以上です。