本日はアプリ紹介記事です。
〇HoloCapture
HoloCaptureはiOS向けのアプリケーションで、AppStoreで2021年1月現在610円でリリースされています。
apps.apple.com筆者はHoloLensと出会った2018年に購入していましたが、HoloLens 2でも動作を確認したため記事にします。
〇HoloCaptureでできること?
HoloCaptureはデバイスポータルのMixedRealityCaptureの機能を移植したようなことができます。
iPhoneでアプリを起動すると次のような画面になります。
これはデバイスポータルに接続する際のプロセスと同じでHoloLens 2のIPアドレス、ユーザー名、パスワードを入力してログインを行います。
ログインを行うと簡単にiPhoneの画面にHoloLensのミラーリング映像が表示されます。
横向き画面にも対応しています。
アプリは非常にシンプルな作りで画面下部にはボタンがあり表示を変えることができます。
機能としてはホログラムの描画のオンオフを切り替えることや
ホログラムのみを描画することができます。
また、HoloLensのフォトライブラリにアクセスしてキャプチャ映像を取得することができます。
〇まとめ
HoloCaptureは基本的にiPhoneで使える簡易版デバイスポータルで、PC版デバイスポータルに比べると機能が限定されています。
しかしiPhoneで使用できるというお手軽さと直接iPhoneでHoloLensのキャプチャを取得できる利点があります。
開発者としてはPC版デバイスポータルを使用する場面が多いですが、デモのアテンドを行う時や撮影した写真をすぐに誰かに送りたい際など役立ちそうです。
HoloCaptureがない場合HoloLensとPCを接続してPC経由で写真を取得していましたが、LineやインスタグラムなどPCで使用しない連絡ツールで送りたい場面や撮影した写真の加工時などスマートフォンで加工したい場合なども役立ちそうです。