夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

AppleVisionProでアプリを作る②3Dモデルのマテリアル

本日はApple枠です。

〇環境

Mac mini(M2)

・AppleVisionPro

 ・VisionOS2.0

〇3Dモデルのマテリアル

 前回は3Dモデルを差し替えることを行いました。

redhologerbera.hatenablog.com

 今回は3Dモデルのマテリアルについてみていきます。

 プロジェクトを開き、RealityComposerProでシーンを開きます。

 

 マテリアルを見るためには、UnityやBlenderなど同様にオブジェクトを選択するとそのオブジェクトの情報が右側のウィンドウに表示されます。

Material Bindingsの項目が参照されているマテリアルになります。

Bindingされているマテリアルを見ると_PlanMaterial/Materialという名前のマテリアルが使用されていることがわかります。

これはAssets内に存在するusdaファイルです。

usdaファイルはUniversal Scene Discription形式のデータの中でテキストデータを示すフォーマットですが、この中にデフォルトのマテリアルが存在します。

 _PlanMaterial/Material.usdaをダブルクリックするとファイル内部を確認できます。

 この中からマテリアルのパラメータを変更することで編集を行うことができます。

 usdaファイルを保存することで変更が反映されます。

マテリアルは[+]アイコンから自作することもできます。

この場合物理的描画を行うPhysically Basedと独自シェーダーを使用するCustomNode Graphが使用可能です。

作成した場合はシーンのRoot内に作成されます。

usda同様に名前を付けMaterial Buindingに設定することでそのマテリアルが使用されます。

Customの場合は独自のシェーダーを構築できることが予想できますが、まだいまいちよくわからなかったので後日調べてみる必要があります。

以上でApple VisionPro向けのアプリケーションで3Dモデルのマテリアルを変更する方法でした。

本日は以上です。