夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

VisionOS2.4の新機能を試す。

本日はApple枠です。

先日ベータアップデートとしてVisionOS2.4が登場しました。

VisionOS2.4ではバグ修正の他にUXとしてのアップデートが入っているようですので調べていきます。

本アップデートはアーリプレビュー版ですので正規版とは異なる可能性があります。

〇環境

・AppleVisionPro

 ・VisionOS2.4

〇VisionOS

VisionOSはAppleVisionProに搭載されているOSです。

HoloLensに対してのWindows Holographics同様に事実上VisionOSを搭載している市場に出ているデバイスはAppleVisionProのみであり、VisionPro専用OSとされています。

2.4ではRealityKitやSwiftUIなどのバグ修正に加え以下の2つの大きなアップデートがあります。

Apple Intelligence

Apple IntelligenceとはAppleバイスで使用可能な生成AIです。

Microsoft CopilotやChatGPTなどのような生成AIのAppleバイス特化版という認識で正しいでしょう。

OSレベルでサポートされており、従来のSiriを強化する意味合いでも使用することができます。

25年2月記事執筆本日時点ではAppleIntelligenceを用いるためにはOSの言語がEnglishである必要があるようです。

言語をEnglishに切り替えてしばらく待つとAppleIntelligenceのダウンロードが始まりました。

筆者は初代HoloLensからシステム言語はEnglishに慣れていたため※VisionProで日本語を使用していたもののしばらくはEnglishで使用していこうと思います。

※初代HoloLensはRS4(RedStone4=CreatersUpdate)まで日本語がサポートされておらず、加えて日本語に切り替える場合は初期化が必要であったため筆者はEnglishを使用していました。またHoloLens2はWindowsPCなどと同様にシステム設定でいつでも英語、日本語を切り替えることができましたが、デバイスシャットダウン時の「ご利用ありがとうございました(goodbay)」が気に入らなかったためEnglishで使用していました。

ChatGPTなどのアプリを連携させることもできるようです。

こちらは別途調査していきます。

〇Guest User

現状AppleVisionProの問題点の一つとして他者への体験の共有があげられます。

HoloLensの場合はIrisRecogination(虹彩認証)によるセキュリティは存在したもののパスワードを使用してロックを解除したのちはデバイスを複数人で使いまわすことができました。

 ところがAppleVisionProの場合は完全にパーソナライズされており、ゲストモードを使用する際はゲストごとにアイキャリブレーションが必要です。

 ゲストモードを使用せずにパスワードを教えて進めることもできますが、AppleVisionProの場合はHoloLens以上にEyeTrackingを基本操作と位置付けているため、特に見るだけでなく操作を伴うアプリケーションを体験する場合はキャリブレーションを行う必要があります。

おのずとして一人当たりの体験時間と労力がHoloLensの火にならないほど高く、アテンドにおいても非常に難しいものでした。

2.4ではこのゲストモードの新機能としてiPadiPhoneを用いた管理機能が登場しました。

またVisionOS2.4ではOpticIDの一環としてVisionProと同一のアカウントを使用しているiPhoneバイスiPadバイスが近くにある場合登録をすることができます。

最大限使用するためにはiPhoneiOSを18.4に更新する必要があります。

こちらもベータ版として提供されており、約8GBの容量が必要です。

iOS18.4へ更新した状況でVisionOS2.4のAppleVisionProでゲストモードを使用するとiPhone側に次のようなポップアップが表示されます。

 ここではAppleVisonProのゲストモードで使用できるアプリをiPhone側から選択できます。

ゲストーユーザーが使用している際はiPhoneの上部にアイコンが表示されており、タップすることでAppleVisionProのミラーリングも行えます。

筆者がまだ使いこなせていないだけかもしれませんが、今までゲストモードにしてゲストにデバイスを体験してもらう前にミラーリングやアプリなどすべてを設定する必要がありましたがiPhoneを用いて管理できるようになる点は非常に便利だと感じます。

 あわよくばHoloLensのDevicePortal並みの管理ツールとしてiPhoneが使用できればVisionProの体験の幅が広がりそうです。

本日は以上です。

〇リリースノート

https://developer.apple.com/documentation/visionos-release-notes/visionos-2_4-release-notes

VisionOS2.4のアップデートには8GBのデータ容量を要します。