本日はOpenXRでのHoloLens 2のプロジェクト設定を行います。
昨日OpenXRに関して調べました。HoloLens開発ではUnity2021.2以降のバージョンではこのOpenXRが唯一のサポートとなります。
今回は実際にUnityプロジェクト内でOpenXRのプロジェクトの設定を行います。
〇環境
・Windows 11PC(UIが11使用になっていますが10が推奨されています。)
・Unity2020.3.13f1
・MixedRealityToolkit v2.7
・OpenXR
・MixedRealityFeatureTool-1.0.2104.4-Beta
〇OpenXRの導入
①[MixedRealityFeatureTool]でプロジェクトを読み込み[Platform support]タブから[MixedReality OpenXR Plugin]を導入します。
②UnityのPorjectSettingsを開き[XRPluginManagement]から[OpenXR]および[Microsoft HoloLens Feature group]にチェックを入れます。
③[OpenXR Feature group]から画像の機能にチェックを入れます。
〇OpenXRでのMRTKのプロファイルの設定
今回はMRTKを導入した段階から進めます。
①シーン上のMixedRealityToolkitを選択しインスペクターウィンドウを表示します。
MRTKを用いたHoloLensを含むMixedRealityデバイスの設定は[MixedRealityToolkit]コンポーネントの構成を変更し行います。
②[MixedRealityToolkit]コンポーネントの構成を[ObsoluteOpenXRConfigurationProfile]を設定します。
また、[Copy＆customize]を選択し、構成を編集可能にします。
③[Camera]のタブから以下のプロバイダを追加します。
・XRSDK.OpenXR.OpenXRCameraSettings
・GenericXRSDKCameraSettings
④[Input]のタブの[Input Data Providers]に以下のプロバイダを追加します。
・OpenXRDeviceManager
⑤[SpatialAwareness]タブに以下のプロバイダを設定します。
・XRSDK.OpenXR.OpenXRSpatialAwarenessMeshObserver
〇HandTrackingをOpenXRで使用する
UnityのPorjectSettingsを開き[OpenXR]から[Interaction Profiles]に[Microsoft Hand Interaction Profiles]を追加します。
以上でOpenXRの設定が完了しました
