夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blender AutoRigで犬の3Dモデルにリグをする。

本日はBlenderモデリング枠です。

前回Blenderの有料アドオン[Auto Rig Pro]をしようして人型モデルのリグ入れを行いました。

redhologerbera.hatenablog.com

 このアドオンは人型モデルだけではなく多様なリグ入れに対応しています。今回は次のキャラクターモデルのリグ入れを行います。

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〇犬のリグ入れ

①[ARR]タブから[アーマーチュアを追加]を選択し[dog]を選択します。

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 犬型のリグが追加されます。

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人型モデルの場合は[Smart]タブから顎や方などのマーカーを設定していました。

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しかし犬型のリグには対応していないようで手動で位置合わせをします。

②[ARR]タブから[Edit Reference Bones]をクリックします。

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 これによってボーンの編集が可能になります。

③[C]キーを押しボーンをグループ選択し移動、回転でキャラクターに合わせます。

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④[ARR]タブの[Match to Rig]をクリックしてリグを決定します。

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⑤[オブジェクトモード]へ切り替え[Shift]キーを押しながらキャラクター→リグの順番で選択します。その後[ARR]タブの[スキン]タブから[Bind]を選択します。

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これによってリグとキャラクターのマッチングが始まります。

以上でリグ入れが完了しました。

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AutoRigを使用することでキャラクターモデルのリグ入れの時間が大幅に削減されます。