夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Marvelous Designerでベルトを作成する

本日はモデリング枠です。

今年からモデリングの表現の向上のためにMarvelous Designerの使用を始めました。

今回はモデルを作成するうえでベルトの作り方を残します。

〇ベルトの作成

今回準備としてMarvelous Designerにモデルをインポートしてデフォルトで提供される[Tshirt]を使用してTシャツを着せます。 f:id:Holomoto-Sumire:20220222220616p:plain

本来Tシャツにベルトというシチュエーションはないとは思うのでこちらもデフォルトで入っている[skirt]を使用して簡単に着衣を済ませます。

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今回はウェスト部分をベルトで固定します。

①[2DWindow]よりパターンから四角形を選択します。

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②腰回りを覆えるようにベルトとなる四角形のパターンを配置します。

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③[2DWindow]から[辺選択]で追加したベルトの長編を選択し右クリックから[分割]を選択します。

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④等分喪に分割します。

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⑤[内部図形/線]を選択し作成した頂点からベルトの分割線を作成します。

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⑥[線縫い合わせ]から短辺に縫い合わせを設定します。

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⑦[3DWindow]から[折りたたんで配置]を選択し、パターンを腰を覆うように配置します。

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画像のように長さが足りない場合は[2DWindow]でベルトの長編を延長します。

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スペースキーを押しシュミュレーションを実行し、ベルトが落ちないくらいの時間で止めます。

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ベースが完成しました。ここからベルトを締めていきます。

⑨[2DWindow]から辺選択でベルトの短編を選択しベルトの長さが小さくなるようにわずかに線を移動します。

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スペースキーを押しシュミュレーションを実行し、ベルトが落ちないくらいの時間で止めます。

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⑨ ⑩ を繰り返します。

これによってベルトが徐々にしまっていきます。

以上でベルトが完成しました。

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ポイントは徐々にベルトを締めていくことです。 服を貫通してしまう場合や腰からベルトが落ちてしまう場合などは再度クリアランスを調整して試すことで成功します。