本日はBlenderモデリング枠です。
Blenderでのベイク時に発生したトラブルに関して解消していきます。
〇発生した問題
先日一緒に仕事をしているほかのグラフィックエンジニアからテクスチャベイクを依頼され、ベイクを行っていたところベイクがうまくいかないだけではなくもともと割り当てていたテクスチャの情報が書き換えられ、次の画像のように見た目が壊れてしまう問題が発生しました。
この際に次のようなエラーが表示されていました。
Circular dependency for image "(もともとの画像)" from object "(ベイクで作る画像)"
〇問題と解消
今回の問題点としてはShadingウィンドウで画像を使用する際にUVマップを接続していないことがありました。
つまりもともとオブジェクトに指定していたテクスチャのUVが指定されていないことで子のテクスチャもベイク対象となっており、最終的に出力したいテクスチャは子のテクスチャのベイク結果に依存している状態となり、上記のエラーが生じていたものと思われます。
解消としては簡単でUVマップノードを接続してあげることで解消します。
簡単なことでしたが普段筆者はUVマップをセットで使っており、今回ほかの人のプロジェクトで行ったため以外に気が付かず時間をかけてしまいました。