夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blender4.1でシェーディングのオートスムーズ機能の使い方

本日はBlender枠です。

Blender4.xでは多くの機能アップデートが行われていますが、同時にUIの変更も行われており、一部には改悪ともユーザーから声が上がるものもあります。

 筆者も引っかかったトラブルとしては頂点ペイント、ウェイトペイントなどのペイント機能で使用される塗りつぶしのショートカットキーがShiftキー+KキーからCtlrキー+Xキーへと変更されている点です。

 バージョンのアップデートでショートカットキーが変更されることは慣れないうちは非常に苦行ではあるのですが今回はまた違ったベクトルでの変更点です。

〇オートスムーズ機能とは

Blenderではシェーディングによってポリゴンごとにそれぞれ影を付けるフラットシェーディングと、ジオメトリとしてつながった面をなだらかにシェーディングするスムースシェーディングが使用できます。

フラットシェーディング:ポリゴンごとの面がしっかり見える

スムースシェーディング:ポリゴン感が見えず、なだらかに影がついている

 Blender4.0まではオブジェクトごとのメッシュプロパティのノーマルというブロック内に自動スムースというチェックボックスが存在したのですがBlender4.1からは廃止されています。

 自動スムーズの機能を使用することで下のように辺にシャープの設定をしなくてもポリゴン同士の角度に応じて自動的にシャープが適応されるようになります。

 では4.1ではどのように設定するかというとモディファイアを使用します。

 モディファイアを追加、ノーマルから角度でスムーズを適応することで今まで通り自動スムーズを設定できます。

 

筆者はこの変更点の対応に20分くらい調べてかかってしまったため今回はこちらの内容を記録しました。

本日は以上です。