夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

Blender MB-LabでリアルなキャラクターモデルにFaceRigを入れる

本日はBlenderモデリング枠です。

〇MB-Labとは?

MB-LabはBlenderのアドオンで、導入することで現実よりのリアルなキャラクターモデルを作成することができるツールです。

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公式サイトはこちらです。

mblab.dev

今回はMB-Labの機能を用いて作成したキャラクターモデルにFaceRigを入れていきます。

〇FaceRig

FaceRigとはその名の通り3Dモデルの顔のリグです。

①MB-Labでキャラクターを用意します。

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②[OTHERS]より[Finalize Tools]を選択し、下部に表示されるツールバーから[Save images and backup charactor]をクリックします。

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注意点としてこの作業を行った場合体付きなどの編集が行えなくなります。この場合Blenderの標準的なモデルと同一の状態になります。

③[Dinalize with textures and backup]を選択します。

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筆者環境(2.93)ではPytonのエラーが発生したためreleaseバージョンである2.82に戻し変換を行いました。

④[FaceRig]を選択し、[create FaceRig]を選択します。

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この作業によりFaceRigのパーツが導入されます。

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現れたパーツを[ポーズモード]で回転させることでキャラクターの顔が動くようになります。

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以上でFaceRigの導入が完了しました。