夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

複数のUVマップを使用したShader表現を行う。

本日はshader勉強枠です。

Shaderでは様々な表現が行えます。今回は複数のUVマップを使用したShader表現に挑戦します。初めに導入として複数のUVマップそのものをUnityのShaderGraphで扱っていきます。

〇複数のUVマップを使用したオブジェクト

BlenderICO球を作成します。

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ICO球は三角ポリゴンで構成された球を指します。

[UVEditor]を見るとすでにUV展開がされていることがわかります。

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②[メッシュタブ]から[UVマップ]を開き、新規のUVマップを作成します。

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③[UVEditor]ウィンドウで表示しているUVマップを新規で作成したマップに切り替えます。

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④2つ目のUVマップでは面そのものの色などを表現するためにUV展開を行いました。

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⑤作成したICO球をUnityに取り込みます。

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⑥新規のShaderGraphを作成します。

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⑦Colorにテクスチャをつなぎます。

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一つ目のUVではメッシュ単体ではなくICO球全体として展開されているため球全体にグラデーションがかかりました。

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今回は次のような画像をつないでいます。

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⑧[Sample Texture 2D]ノードの[UV]を[UV0]から[UV2]へ切り替えます。

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こちらではメッシュ一つ一つにそれぞれ独立したグラデーションのテクスチャが張られました。

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以上でUVをShader内で切り替えることができました。次回以降で実践的な表現を開発していきます。