本日はSubstance3d枠です。
SubstanceSamplerを使用すれば実写の写真から3DCG用のアセットを作成することができます。 しかしながら、大理石や金属といった光沢のある物体の場合、反射の映り込みなどが影響しマテリアルを作成することが困難な状況があります。
SubstanceSamplerではこうした反射物のアセット作成に対応する手法としてマルチビューからのテクスチャ作成をサポートしています。今回はこちらを試していきます。
〇環境
・Windows11PC
・SubstanceSampler 5.1.2
〇マルチビューからマテリアルを作成する
今回は大理石の柱をテーマに作業をします。スマホや携帯ライトを持ち、定点カメラで撮影しながらライトの当て方を変えて複数の写真を撮影します。

写真を見てわかる通り筆者自身が反射してしまっています。同時に白くハイライトが当たっている部分がライトを当てた部分です。今回は初めてであったため強く当てすぎてしまっていますが、これによってノーマルなどの情報を取得できます。

次にSubstanceSamplerを起動し、ファイルから新規アセットを作成もしくはクイックスタートから複数の角度の画像をマテリアルに変換を使用します。
今回は計9枚を使用しています。取り急ぎこのまま作成で処理を開始します。

処理が完了すると反射パターンが消え、マテリアルが作成されますが今回の筆者の写真が悪かったからかノイズが発生しました。

+アイコンからClone Stampを追加しノイズ部分を塗りつぶします。

これで最低限テクスチャとして使用できるようになりました。このままでもよいのですがタイリングのシーム(切り替わり)が目立ちます。

Make It Tileを追加します。これによってシームレステクスチャが完成します。

〇完成したテクスチャ
今回は次のようなテクスチャが作成できました。(なおファイルサイズ上限の関係でBaseMapとRoughのみ紹介します。)


これをBlenderで使用すると次のようになります。

以上で光沢のある写真からPBRテクスチャを作成することができました。
本日は以上です。