本日はHoloLensの実験枠です。
本ブログでも何度か紹介しているMovingPlatformMode(MPM)ですが、今回また飛行機に乗る機会がありましたので実験を行ってきました。
〇MovingPlatformMode(MPM)とは?
MovingPlatformModeはHoloLensのOSに搭載されている機能で、乗り物などの常に加速度が加わる環境でHoloLensを安定起動するためのモードになります。
MPMを有効化することで、今回のような飛行機の中でも使用できるようになります。
〇飛行機で実験する
筆者は今までも何度か飛行機の中でHoloLensの使用を行っていますが、今回朝のフライトであったため、今までよりもより移動環境がわかりやすいと思い再度記事にしています。
今回は翼の上でしたので、オブジェクトを翼に置きました。
離陸中は小刻みに激しく揺れますが、筆者自身も揺れているため映像で見ているよりもオブジェクトの揺れはひどくないように思えます。
また離陸上昇中に旋回によって水平面が変わりますが、この変化にも対応し、オブジェクトは翼に対して水平に存在し続けました。
動画はこちらから見ていただけます。
また、飛行機の離着陸中は電波を発信する装置は使用できませんがHoloLensにはAirPlaneMode(機内モード)が搭載されており、機内でも使用することができます。
ただし、あくまでも機内モードがあるだけで実際に機内でのサポートや、使用例は個人レベルにとどまっています。