本日はGitHub枠です。
先日自身のOSSパッケージであるMixedRealityModelingTools(MRMT)のリリースページにてパッケージのリリースを行いました。
今回はGitHubでリリースページに自身のアセットを配布パッケージとして登録する方法を記録します。
〇GitHubのリリースページとは?
リリースページは、GitHubリポジトリ内でソフトウェアプロジェクトやライブラリの新バージョンを公開し、ほかの開発者などに提供する機能です。
リリースページを作成すると、他のユーザーはリリースノートやダウンロードリンクを通じて最新のバージョンにアクセスできます
例えばMixedRealityGraphicsToolsではリリースバージョンごとにリリースノート(更新履歴)と最新版のパッケージが登録されています。
今回はこちらの登録方法です。
〇タグの作成
GitHubにはタグと呼ばれるその名の通り識別を行う機能があります。
リリースを行うためにはタグを作成している必要があります。
まずはタグを付けたいGitコミット番号を探します。
git log
次に次のコマンドで特定のコミット番号に対して、特定のタブを付けます
git tag -a <任意のタグ名> -m '<コメント>' <コミット番号>
最後にリモートリポジトリにTagの情報を渡します。これは以下のコマンドで行えます。
git push origin --tags
これによってGitHubのリポジトリのtagsに新しいタグが現れます。
〇リリースページへの登録
①リリースページを作りたいリポジトリを開き、リリースページを開きます。
②Tagに先ほど作成したタグを指定します。
③Draft a new releaseを選択します。
これによって新しいドラフトが作成されます。
④リリースの名前と本文を作成します。
⑤Attach Binaries by dumping them here or selectiong themにリリースとして登録したいパッケージをドラッグアンドドロップします。
⑤さいごにPublish Releaseを選択します。
これによって新規のリリースページが作成できました。
以上でリリースページを作成して配布パッケージとして登録できました。
本日は以上です。