HoloLensの開発では、MRTK以外にもいくつかのツールが公式、非公式かかわらず提供されています。
その多くがMRTKの拡張機能として提供されていますが、今回はその中からMRLigthingToolsを使ってみます。
〇MRLightingToolsとは？
Today is field work too!
— HoloMoto（ホロ元）@GeekHoloRanger 홀로모토 (@HoloMotoRanger) 2019年7月15日
I met Nick(@koujaku ) ,from to then it is more fun to study the expression of MRlightingTools.
I believe this feature brings out the new potential of HoloLens.
I am investigating how to use it more effectively.@chomado Thank you for connecting Mr.Nick pic.twitter.com/NaEDo5x16Z
ついにMR Lighting Toolsを応用してshader勉強して現実空間の空を反射する水の完成！（まだ試作品）
— HoloMoto（ホロ元）@GeekHoloRanger 홀로모토 (@HoloMotoRanger) 2019年6月13日
シャボン玉ならもう作れるぞ！
よく見ると水のボールに木や空が映り込んでいます。
頑張った
ほめて！#HoloLens pic.twitter.com/fYjzR86mgA
現実空間の環境光をHoloLens内のオブジェクトに反映させる機能です。 これを用いることでよりホログラムと現実世界とのMixedされた世界が実現します。
〇現実の環境光を反映させるIBLとは？
MRLightingToolsでは、Image-based lighting＝IBLと呼ばれる技術が使われています。
これは現実世界の全方向の光情報をキャプチャした画像を光源として用いる３Dレンダリング手法です。
一言でいうと360°写真をHoloLens内に作成して、そこに映る画像を光源として用います。
では、どうやって360°写真をHoloLens内に取り込むかというと、MRLightingToolsではアプリ実行時に頭の傾きに合わせて写真を撮影し、360°の球体に画像のパズルのピースがはまるように徐々に疑似的な360°画像を作成しています。
〇MRLightingToolsの導入
プロジェクトは以下の埋め込みリンクで公開されています。 まずはMRLightingToolsのプロジェクトを入手します。
自分のプロジェクトにCloneして導入します。
MRLightingToolsはMRTKv2以前のHoloToolKitで提供されたためまずはHoloToolKitで行います。（MRTKv2は次回見ていきます。）
MRLightingToolsが導入されるとUnityの上部にMixedRealityToolKitのタグが追加されます。
MRLightingToolsの使い方は簡単でMixedRealityToolKitタグにある[LightingTools]から[Create Light Caputer]を選択するだけです。
これでMRLightingToolsのIBL使えるようになりました。
見え方などは詳しい設定がありますが、次回以降見ていきます。
