前回からMB-Labのアドオンを使用してBlenderでリアルなキャラクターを作成しています。
〇キャラクターのクリエイト
Blenerを起動してツールバーから[MB-Lab]を選択し[Create character]を選択します。 [Create character]を選択する前にキャラクターの体つきなどの特徴を設定できます。今回は[Asian female(F_AS01)(AGPL3)](アジア系の女性)を選択しました。
[MB-Lab]でデフォルトで作成できるキャラクターの種類は前回の記事を参考にしてください。
キャラクターが生成されます。
〇キャラクターの編集
キャラクターの生成が完了すると[MB-Lab]のタブはキャラクターの編集プロパティに変わります。
〇年齢
デフォルトの状態で[Age : 33](33歳)としてクリエイトされているようです。
プロパティ最上部の[character_age]のパラメータを変更することでキャラクターの年齢を変えることができます。
[character_age]のパラメータは-1~1の間で設定でき1に設定すると80歳のキャラクターになります。
反対に-1に設定すると18歳のキャラクターになります。
Ageが変わることで体つきが変化します。
〇Mass
体格にかかわる設定で、現実世界だと体重に当たるパラメータになります。
デフォルトでは0(50%)になっています。
[character_mass]の値を1(mass 100%)にすると体に脂肪が付き、太った体系になります。
逆に値を0(mass 0%)にすると体から脂肪が消え、がりがりな体つきになります。少し栄養が足りなすぎるような印象を受けるキャラクターになります。
〇筋肉(体つき)
[MB-Lab]では年齢、体重のほかに体つきも設定できます。[character_tone]のプロパティがそれにあたります。
マテリアルが付いている状態では変化がわかりずらかったのでソリッドビューにして[character_tone]の値が0状態が次になります。
[character_tone]の値を1にすると筋肉質な体になります。(腹筋が割れます。)
反対に値を-1にすると脂肪だけでなく筋肉がないミイラのような体つきになります。
以上がキャラクターの体つきの編集です。類似のモデリングツールの[VroidStudio]に比べて扱いにはスキルとなれが必要なものの自由度はかなり高いと言えそうです。