夜風のMixedReality

xRと出会って変わった人生と出会った技術を書き残すためのGeekなHoloRangerの居場所

XRミーティング2021年5月に参加 登壇しました。

本日はイベント枠です。

〇xRミーティングとは?

osaka-driven-dev.connpass.com

xRミーティングは毎月第三水曜日にオンライン上で行われているxRイベントで、主に北海道、関東、関西、福岡を拠点として活動しているxRコミュニティの合同イベントです。

xRについて興味がある人同士で交流、発表もゆるく広く優しく始まっています。

〇一人目 山地さん xRニュース

山地さんは毎月xRに関する一か月のニュースを紹介いただいています。

・HoloLens 2 Industrial Editionの出荷が国内で始まりました。

HoloLens 2 Industrial Editionはクリーンルーム環境で使用することを選定とした業界制約に対応したデバイスです。

国内でも販売が始まりました。

国交省の遠隔支援でHoloLens 2が導入されました。

 国交省でインフラ分野のDXの一環として遠隔支援の手でHoloLens 2が使用されるようになったそうです。

リモートアシストやRemortRenderingなどのAzureクラウドサービスを組み合わせてHoloLens 2一体型ヘルメットを用いたことで現場で使いやすくコストの壁を抑えることに挑戦したソリューションになっているようです。

Microsoft Buildが開催されます。

Microsoft Buildは毎年Microsoftが行っているMS関連の技術に関するセッションや発表が行われるイベントです。

今年は完全オンラインで各国同時通訳で行われるそうです。

・MSがコンシュマー向けのARグラスの開発

MSのHoloLensは現在ビジネス、開発者向けにリリースされていますが、生みの親、Alex KipmanがHoloLensのコンシュマー向けグラスを開発しているそうです。

こちらは消費電力や重量で現在検討している最中のようですが、開発は進めているようです。

Magic Leap 1 の新しいレンタルサービス

ML1はHoloLensとは異なるMRグラスです。 HoloLensに比べ値段がやや安いことからコンシュマー向けとも呼ばれています。

ワントゥーテン社より新しいMagic Leap 1デバイスレンタルサービスが始まったようです。

・キャノンのMRデバイスMRealの新型Mreal S1

 HoloLensと異なりビデオシースルー(カメラの映像を基にデジタルをオーバーレイする)ことで表現など他のデバイスと異なる点があります。

〇二人目 宮浦さん 

宮浦さんは日本のHoloLens界隈のトップを進む開発者の方でMicrosoftMVPを受賞されています。

今回は「AzureObjectAnchorsのQuick Startで理解を深めたい」という内容で登壇されました。

Azure Object Anchorsは筆者もクイックスタートで取り組んだのですがオブジェクトのアップロードモデルのサイズで問題があり、そのままでした。

〇三人目筆者HoloMoto

筆者は今回は緩くお話ししてみたかったため最近の活動を報告しました。

また、この頃取り組んでいるUnityURPでの沼に関して話をしました。この点は後日別記事で紹介します。

〇四人目 Tnohito @Tnohito1さん

VRChatを中心に活動される方で、来週行われるVRChat meetupのお話をしていただきました。

筆者もHoloLens×アクセシビリティという内容で登壇させていただきます。初のVRchatMeet upなのでとても楽しみです。

・そもそもVRChat Meetupとは?

 北海道のxRコミュニティDoMCNとVRChatを繋ぐイベントを主催したことで大阪駆動開発など今回のxRコミュニティとつながりを得て、過去4回VRChat Meetupを行っているようです。

 VRChatは新型コロナウィルスの流行の影響でユーザー数が増えているそうです。これはOculusu Quest 2などのデバイスの展開も影響ありそうです。

 また現実世界で中止されてしまった企業のイベントをVRChatで行うという事例も出ているようです。

 オンラインイベントの現象とオンラインイベントの魅力、事例を紹介されました。また、実際に起こったトラブル、などデメリットも含めその魅力を伝えてくださいました。  

〇5人目Yuta Uedaさん

NrealLightとWebRTCを用いてiPadを同期させiPadでMR空間を制御する取り組みを紹介されました。

MRデバイスを使用するのがMRに不慣れな顧客であるため他デバイスでプランナーや営業の人が制御できるようにするというコンセプトで開発されたようで、ブラウザベースで動くとのことで非常に魅力的な取り組みでした。

また、別の視点のアプローチとしてMR配信を発表されました。

MRデバイスの視界をハンズフリーに配信でき視聴者のコメントが視野に直接表示されるという今までにないコンセプトで、非常に面白い取り組みでした。

今回もとても貴重なためになる話を聞けました!

毎月ゆるく開かれているで来月も楽しみです!